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コロナ禍があけ、発達支援教室には多くの学生が参加しています。

作業療法学専攻
 発達障害領域の実習地が全国的に少ないため、本学では子どもへの支援について少しでも多くの学生が学べるよう発達支援教室を開室しています。
 学内にあるため、長期休暇や授業の空きコマ等を利用し、気軽に子どもを対象とした支援の実践場面を見学?参加することができます。
 
 
 コロナ禍では参加人数を制限していましたが、現在は希望する学生全員に参加してもらえるようになりました。
 今年度、発達支援教室に参加した学生の感想を紹介します。

●日常で関わる場面が少ない子たちと関わることができ、楽しく子供の様々な理解が出来る場所です。また親御さんともお話しできるので良い機会になりました。

●先生たちと相談し自分のペースで参加できることで、苦手に感じていたお子さんにも慣れ、今は楽しく参加できています。
 作業療法士という職業を前向きにかつ積極的に目指せるようになりました。

●とてもかわいいお子さん達と出会うことができ、先生方のお子さんの特性を理解した関わりから、私の目指す作業療法士像を見つけることができました。

●自閉症の子は相手の言動や表情に敏感であり、心がとても繊細であるという、講義だけでは分からないことを学ぶことができました。

また、卒業して数年経ってから発達障害領域に転職した卒業生の中には、働きながら発達支援教室に参加し実践的な学び直しを希望して参加される方もいます。
臨床で悩んだ時、母校を思い出し、相談にきてくれることを教員として大変うれしく思っています。