【視覚機能学専攻】第34回 東北文化学園大学 視覚機能学専攻 研究会(2024.03.02)のお知らせ[2.21抄録追加]
視覚機能学専攻
こちらでのお知らせはたいへん遅くなってしまいましたが、
第14回 東北文化学園大学 視覚機能学専攻 研究会 のお知らせです。
(2025.02.21抄録追加)

開催日時
2025年3月2日(日)10:00~12:25
開催方法
Zoom開催
テーマ
視能訓練士の将来性を考える
特別講演①
「海外留学を活かしたオンリーワンのキャリアデザイン」
戸張 歩海 先生(ジャパンフォーカス株式会社)
2020年あたりからメディアやSNSで登場し始めた「風の時代」という言葉。2024年11
月から本格的な「風の時代」に突入しているようだ。「風の時代」とは、これまでの固定
観念に捉われない生き方や型にはまらない価値観を意味する。つまり、”自由”で”多様性”
に富んだ、フレキシブルな世の中がやってくるということである。それに加え、今後は、
知性?コミュニケーションなど、形のないものが意味を持つようになり、想像力、思考力
が重要視され、柔軟性が必要になると言われている。いわば常に変化を求め、積極的に行
動するそんな能動的に生きる時代と言えるだろう。
そんな主体性が求められる時代を生き抜くためには、自分の好きなことや、やりたいこ
とに素直に従うことが重要である。なぜならば興味のその先に行動があるからである。や
りたい、こうなりたいという自分の気持ちを大切にしつつ、人と違うことをする勇気と思
い切りのよさを持ち合わせていくこと。視能訓練士で例えるならば、老虎机游戏を取って病院や
クリニックで週5日働くといったオーソドックスな働き方だけが正解ではない時代になっ
た。最近では、副業やフリーランスといった働き方が増えたように、視能訓練士でも複数
の施設を掛け持ちし、どこにも属さないフリーランスの視能訓練士も見かけるようになっ
た。臨床以外でも、企業に就職や転職したり、全く違う分野に挑戦したりと視能訓練士の
活躍の場が広がってきたように思う。多方面で活躍する視能訓練士が増えることで、視能
訓練士の可能性が益々広がることだろう。
視能訓練士で在りながら「風の時代」をいかに楽しんで生きていくか、風のように自由
に国境さえも越える発想でひとりひとりに合ったオンリーワンなキャリアデザインを考え
る時間になりますように!
特別講演②
「視能訓練士とビジョンケア」
松井 孝子 先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)
視能訓練士(CO)の職域は視能検査、視能訓練、健診業務、ロービジョンケア(LVC)
である。
養成校では視能学を中心に学び、実習する。COはリハビリテーション職と学生の頃に学
ぶが、就職するとそのことは忘れられがちである。それはなぜだろうか? COは、勤務時
間の中で検査の割合が多すぎるため、CO自身も検査をすることが仕事と思うようになるの
ではないだろうか。
2030年に視覚障害の有病率は200万人に増加すると予測1)がある。高齢者の視覚障害者
が増えて、待ったなしでLVCが必要な時代を迎えるが、いまの現状では見えにくい患者さ
んが増えてしまうだけである。
小児は視機能の発達が未熟で早期に弱視を発見し、弱視治療を行うことをCOは理解して
いる。言い換えれば、これは一生におけるビジョンケアの始まりである。
検査するカルテが溜まっているとそんなことを考えている暇はないが、見えにくさを評
価している私たち以外にビジョンケアを担当する人材がいないことも事実である。
生涯「見える」生活を維持するために、見える機能を育て、加齢による見え方にも提案
ができ、病気により視機能が著しく低下した時に残存機能を使い、その人の「見える」を
サポートできるのはCOではないだろうか。
ビジョンケアについてCOの皆さんと一緒に考えていきたい。
1)https://www.nichigan.or.jp/intern/summary/qa/
参加費無料です!!
申込締切:2月28日(金)まで
※後日、参加用URLを配信いたします。
参加登録フォーム
https://forms.gle/MqM7fiadb9v1sxy87

皆様のご参加をお待ちしています。
第14回 東北文化学園大学 視覚機能学専攻 研究会 のお知らせです。
(2025.02.21抄録追加)
開催日時
2025年3月2日(日)10:00~12:25
開催方法
Zoom開催
テーマ
視能訓練士の将来性を考える
特別講演①
「海外留学を活かしたオンリーワンのキャリアデザイン」
戸張 歩海 先生(ジャパンフォーカス株式会社)
2020年あたりからメディアやSNSで登場し始めた「風の時代」という言葉。2024年11
月から本格的な「風の時代」に突入しているようだ。「風の時代」とは、これまでの固定
観念に捉われない生き方や型にはまらない価値観を意味する。つまり、”自由”で”多様性”
に富んだ、フレキシブルな世の中がやってくるということである。それに加え、今後は、
知性?コミュニケーションなど、形のないものが意味を持つようになり、想像力、思考力
が重要視され、柔軟性が必要になると言われている。いわば常に変化を求め、積極的に行
動するそんな能動的に生きる時代と言えるだろう。
そんな主体性が求められる時代を生き抜くためには、自分の好きなことや、やりたいこ
とに素直に従うことが重要である。なぜならば興味のその先に行動があるからである。や
りたい、こうなりたいという自分の気持ちを大切にしつつ、人と違うことをする勇気と思
い切りのよさを持ち合わせていくこと。視能訓練士で例えるならば、老虎机游戏を取って病院や
クリニックで週5日働くといったオーソドックスな働き方だけが正解ではない時代になっ
た。最近では、副業やフリーランスといった働き方が増えたように、視能訓練士でも複数
の施設を掛け持ちし、どこにも属さないフリーランスの視能訓練士も見かけるようになっ
た。臨床以外でも、企業に就職や転職したり、全く違う分野に挑戦したりと視能訓練士の
活躍の場が広がってきたように思う。多方面で活躍する視能訓練士が増えることで、視能
訓練士の可能性が益々広がることだろう。
視能訓練士で在りながら「風の時代」をいかに楽しんで生きていくか、風のように自由
に国境さえも越える発想でひとりひとりに合ったオンリーワンなキャリアデザインを考え
る時間になりますように!
特別講演②
「視能訓練士とビジョンケア」
松井 孝子 先生(国立障害者リハビリテーションセンター病院)
視能訓練士(CO)の職域は視能検査、視能訓練、健診業務、ロービジョンケア(LVC)
である。
養成校では視能学を中心に学び、実習する。COはリハビリテーション職と学生の頃に学
ぶが、就職するとそのことは忘れられがちである。それはなぜだろうか? COは、勤務時
間の中で検査の割合が多すぎるため、CO自身も検査をすることが仕事と思うようになるの
ではないだろうか。
2030年に視覚障害の有病率は200万人に増加すると予測1)がある。高齢者の視覚障害者
が増えて、待ったなしでLVCが必要な時代を迎えるが、いまの現状では見えにくい患者さ
んが増えてしまうだけである。
小児は視機能の発達が未熟で早期に弱視を発見し、弱視治療を行うことをCOは理解して
いる。言い換えれば、これは一生におけるビジョンケアの始まりである。
検査するカルテが溜まっているとそんなことを考えている暇はないが、見えにくさを評
価している私たち以外にビジョンケアを担当する人材がいないことも事実である。
生涯「見える」生活を維持するために、見える機能を育て、加齢による見え方にも提案
ができ、病気により視機能が著しく低下した時に残存機能を使い、その人の「見える」を
サポートできるのはCOではないだろうか。
ビジョンケアについてCOの皆さんと一緒に考えていきたい。
1)https://www.nichigan.or.jp/intern/summary/qa/
参加費無料です!!
申込締切:2月28日(金)まで
※後日、参加用URLを配信いたします。
参加登録フォーム
https://forms.gle/MqM7fiadb9v1sxy87
皆様のご参加をお待ちしています。