裕建築設計事務所 代表
岡村 裕介さん(2004年度卒業) 宮城県/宮城県富谷高等学校 出身
二級建築士
「建築の学び」って、どうすれば見つかる?
高校時代、僕も漠然と「建築を学びたい」と思っていました。でも、いざ進路を考え始めると、「どんな勉強をするんだろう?」「どの大学に行けばいいんだろう?」と、選択肢が多すぎて逆に悩んでしまって...。そんなとき、1999年に新しく開学した東北文化学園大学の存在を知りました。
入学の最終的な決め手となったのが、「環境」から建築を学べるというユニークな学科だったことです。建物の設計だけでなく、その建物が建つ場所の立地や気候、人々の暮らしまで総合的に学べることに強く惹かれました。
ワクワクする学びと成長を実感した瞬間
大学生活で、特に印象深いのは卒業研究です。僕は「名取図書館の改修案」をテーマに、模型や論文を制作しました。先生が親身に相談に乗ってくれたおかげで、自分のアイデアを自由に形にできたのがとても楽しかったです。
また、設計実技の授業では、先生や仲間から自分のプランニングや製図についてフィードバックをもらううちに、少しずつ自信がついていきました。何度も試行錯誤を繰り返す中で、自分の成長をはっきりと感じることができました。
「本当に快適な空間とは何か?」を考える
この大学の最大の魅力は、「住む人にとって本当に快適な空間とは何か?」を深く考えられるようになることです。建築設計?建築設備のエキスパートの教授陣が揃っていて、意匠と設備を一貫して学べます。建物の形をデザインするだけでなく、建築設備の基礎知識から周辺環境まで幅広く学んだことで、プランニングの幅が大きく広がりました。
大学での学びは、自分の将来を考える上で大切な「原点」になります。ぜひ、たくさんのことに興味を持って、自分だけの「学びの原点」を見つけてください!