看護学科では、他学科との授業の連携がいくつかあります。
前回、理学療法学専攻の教員から看護学生に
移乗動作や呼吸リハビリテーションの講義の様子を紹介しましたが、
今回は成人看護学の教員から理学療法学の学生に
吸引についての講義?演習を行いましたのでご紹介します。



吸引とは、自力で痰の出せない患者さんに対して、
管を用いて痰を取り除く処置です。
苦痛を伴う行為ですので、実施者は安全?安楽に行えるよう訓練が必要となります。
今回は、リハビリ後に痰が絡み呼吸が苦しい患者さんへの吸引を行いました。
学生は、吸引の必要性や、患者さんへの処置の説明と承諾、処置、
その後の呼吸状態の観察など演習を通して学んでもらいました。



当大学では様々な学科があり、お互いに連携を取りながら授業を行っています。
医療の現場では、多職種が協力して患者さんの治療?ケアに携わります。
当大学では、在学中から多職種連携を学ぶことができるのも魅力のひとつとなっています。