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【作業療法学専攻】2022年度第2回オープンキャンパス

作業療法学専攻
今年度2回目のオープンキャンパスを開催しました。

【オープンキャンパスの流れ(完全予約制で午前、午後にそれぞれ開催)】
前半:作業療法士の仕事の説明、体験授業
午後:専攻の特徴の説明、学生生活や学生とのフリートーク

体験授業「作業療法は遊びで子どもの心と体を育てます!」
子どもを対象とした職業には、保育士や児童指導士、教諭、作業療法士などがあります。その中で作業療法士は障害をもつ子どもたちを対象に関わっています。


本専攻で発達領域の作業療法を教えている本多教授より注意欠如多動症(ADHD)、自閉症スペクトラム症(ASD)の児を例に障害の特徴や作業療法について説明をしました。この児は指先は器用ですが、順番が待てない、友達のおもちゃを投げてしまうなどの行動がみられます。作業療法士は風船バレーを通してアプローチを行いました。みんなで数を数えながら風船を打ち合いました。
実際にやってみて、何故その作業活動を用いたのか、在校生も交えて高校生と話し合いました。
?力加減を知る
?相手からの返球を待つことを繰り返すことで待つことを学ぶ
?風船の動きを目で追うことで見る力を育てる
などの目的があることを学びました。


最後に、発達支援教室の紹介をしました。  発達支援教室 /ds


専攻の特徴の説明


副専攻長の髙木教授より、専攻教育の特色や社会的な活動などの取り組みについて紹介しました。また、高校と大学での学びの違いを早期に理解し、充実した大学生活を送れるよう、初年次教育に力を入れていることなども説明しました。

学生とのフリートーク
今回は2年生と3年生にお手伝いをしていただき、まずは4年間の学生生活について発表してもらいました。その後小グループに分かれて、フリートークをしました。
入試のこと、どんなサークルがあるか、アルバイトができるかどうかなどお話をさせていただきました。

今回支援していただいた2年生、3年生の支援学生(宮城県、福島出身、山形出身)。

フリートークの時間を利用し、教員が保護者の方と疑問点や質問等個別にお話をさせていただきました。作業療法士と理学療法士の違いについて、臨床実習の詳細について、また作業療法士の職域の広さに改めて驚いたなど様々なお話をすることができました。また、実際に施設や実習の教室を見たかったですとのご意見もいただきました。現在、老虎机游戏の感染拡大予防のため、キャンパスツアーを中止としています。直接ご覧いただくことができず残念に思いましたが以下のURLよりパノラマビューをご覧いただくことができますので、ぜひアクセスをしてみてください。

施設?設備について /faculty/ot/equipment

改めて、暑い中お越しいただいた皆様に感謝申し上げます。次回も別のテーマを用意してお待ちしております。

次回のオープンキャンパス「作業療法は道具の工夫で援助します!」
体に不自由がある人の生活の自立を支援する一つの手段「自助具」。
?指先がうまく動かない人のための手をベルトで固定して食事をする道具。
?片手でマニュキュアを塗るための道。
?口でパソコンを操作するマウススティック。
どんな形の道具か想像がつきますか?その人に合った自助具がその人のために開発され続けています。作業療法士が考えたいろいろな道具をみてみませんか。